福岡県では、国内外の旅行者を対象に、自転車を新たな体験型観光に活用していくことに力を入れており、2018年5月に、「福岡県サイクルツーリズム推進協議会」を設立し、風光明媚な自転車道等を活用した10の広域モデルルートを設定しています。
中でも、県道遠賀宗像自転車道線(以下、自転車道)を中心とした「宗像・直方ルート」は、真っ白な砂浜海岸が美しい玄海国定公園内を走りながら、雄大な玄界灘の景色とともに、潮騒や潮の香りを堪能できる福岡が世界に誇るサイクリングロードです。
このたび、この豊かで美しい自然景観に、アートの力をくわえることにより、自転車道の魅力を高め大勢の皆様に喜びを提供したいと考え、サイクリングの拠点となる休憩所やサイクリストが集まるカフェの前にある防波堤をキャンバスとして、全国の若いアーティストを対象に、「防波堤アート」を公募することとしました。
受賞者には、現地で10日間程度滞在していただき、地元の若者と共同しながら作品を作成していただきます。これにより、若手アーティストの育成と地元の若者の成長を促進することにつながることも期待していますので、多くの皆様からのご応募をお待ちしています。